「選択する」ことの難しさについて
今日このようなツイートをさせて頂きました。
人間って進路等の選択時に、中立的な姿勢でメリットやデメリットを挙げて分析しようとするわけですが、殆どの場合においてどちらかにバイアスがかかった状態にあることが多いですよね。既に答えが出ていたりします。
— Akihiro (@pm3nlhs) 2019年6月21日
「思考」という人間特有の能力は、諸刃の剣だと改めて思いますね。
私が選択という必ず全ての人が大なり小なり通る作業に対して、最近感じている事を書かせて頂きます。
人間って進路等の「選択」時に、少しでも後悔のない選択を求めるために、なるべく中立的な姿勢でメリットやデメリットを挙げて分析しようとするわけですが、殆どの場合においてどちらかにバイアスがかかった状態にあることが多いですよね。気づいているかどうかは人それぞれですが、実は既に答えが出ているなんてこともあるのではないでしょうか。
毎日の様々な外的要因(他人の助言やメディア論争など)および内的要因(その日の気分やストレス度合いなど)のために、選択が長引いてしまうことが往々にしてあります。選択ミスやそれによる後悔を少しでも軽減したいという(多くの人が持つであろう)欲望がそうさせているのかなと思います。私の場合、毎日同じことを思考していていも、昨日と今日で思考の感覚が少し異なるのです。その時点においては、まだ思考の改善の余地が残されているという神様からのサインなのか、ただ自分が慎重になりすぎているということなのか分からないことが多いです。
今の自分の状態を記事にしています。
私の悪い癖(短所)として、物事の選択時に「考え過ぎてしまう」ということが挙げられます。それは物事の重要度や緊急度に依りますが、良く言えば慎重、悪く言えば優柔不断です。完璧主義なところもあり、物事の真理まで到達しようと試みることもあるほどです。大学時代に物理を勉強していたことの弊害でしょうか(笑)???
思考の最深部まで到達すれば、その人自身にとって最適な答えがきっと見つかるでしょうが、それは不可能なことです。考えているうちに死を迎えます。深く思考して選択するということは、時として最適な選択に導いてくれますが、時として機会損失に繋がります。
選択作業において、その物事の重要度と緊急度をしっかり把握するべきですね。
今の自分に出来ることは、
そんな自分を受け入れて前進するだけだ
と胸に誓いました。
進路選択においてこの本を参考にしています。
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
- 作者: ロバート・スティーヴン・カプラン,福井久美子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最後までお読み頂きありがとうございます。今回はこれで以上になります。
ご参考になりましたら幸いです。