アキヒロの日誌

新社会人一年目の記録

アウトプット大全からの学び(12/1) 「ひらめき」の科学と「目標設定」のやり方

~今日の学び~

①最高のひらめきが欲しいとき4つのプロセスを踏む

「準備」→「孵化」→「ひらめき」→「検証」

 最高のひらめきを得るための方法があるそうです。これは脳科学的にも証明されているそうです。学生(または社会人)の研究(仕事)や会社に入って何かを初めて創り出すときなどに有効だと思います。覚えていて決して損は無いでしょう。

第一段階:問題と格闘する。「準備」

とにかく沢山本を読んだり、チームで議論・討論をしたりと、今直面している問題や課題と徹底的に格闘します。

第二段階:問題を脇に置いておく。「孵化」

徹底的に問題と格闘したら、その問題をしばらく(数時間か数日間か)放置します。

第三段階:アハ体験。「ひらめき」

ひらめきが発生します(発生する可能性が高くなります)。

第四段階:ひらめきが正しいかアウトプットする。「検証」

その「ひらめき」が正しいものなのか理論的、実践的に検証します。つまりアウトプットして何らかの反応を貰い、フィードバックします。

 

この4つのプロセスの中で、今回は第二段階の「孵化」に着目してみます。

問題を脇に置いておく、つまり、「ぼーっとすること」です。一見ひらめきと関係なさそうですが、実はここに脳科学が隠されているそうです。

特になんの作業もしていない「ぼーっとした状態」「ぼんやりした状態」のとき、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク(DMN)」が活発に稼働しているのです。DMNは脳のスタンバイ状態だそうです。具体的には、これから自分の身に起こりえることをシミュレーションしたり、今の自分が置かれている状況を分析したり、過去の経験や記憶を整理・統合したりしているそうです。

このように「ぼーっとすること」は、ひらめきには欠かせない行動であることが脳科学が証明しているそうです。意識的にぼーっと何も考えない時間をとってみようと思います。

 

 

②目標を設定するときは「具体的に実現する目標」を立てることが大事。 

 僕は、いつも目標設定に期限を決めなかったり、高すぎる目標を立てていたりしていました。自分の目標設定の仕方に疑問や不安がありました。そこで本書を読み実践していこうと考えています。目標設定は「勉強」、「趣味」、「研究」など色々な場面で必要になってくると思います。

 本書で紹介されていた「実現する目標の立て方」について、自分が実践していなかった内容をご紹介したいと思います。

(1)難易度を「ちょい難」に設定する

目標達成のために必要なのは「モチベーション」です。誰でもそれくらいは知っていると思います。しかしこのモチベーションをコントロールするのが難しいのです。誰でも上がったり下がったりした経験はあるでしょう。そこで本書では、脳科学的に「高すぎる目標」では、モチベーションの源であるドーパミンが出ないと主張しています。ドーパミンは、簡単すぎず難しすぎない、言い換えると、一生懸命頑張ればなんとか実現できそうな目標を設定したときに最も分泌されるそうです。これは覚えていて決して損は無いなと思いました。

(2)期限をつける

時間制限を設定し、意識的に精神的プレッシャーをかけると「ノルアドレナリン」という集中力を高める物質が分泌されるそうです。

(3多段階に目標を設定する

大きな目標を書いたら、それを実現するための小さな目標を書くといいそうです。具体的には、半年で達成したい目標があったとすると、それを実現するために一ヶ月で成し遂げるべき事項を目標とします。また、それを実現するために次は一週間で成し遂げるべき事項を目標とします。またまた、それを実現するために次は1日で成し遂げるべき事項を目標とします。このように目標のための目標を書くといいそうです。確かに具体性がより増して、自分がその時その時にするべき行動がはっきりしそうですよね。

 

 

引用元:「アウトプット大全」(樺沢紫苑 著)

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読み始めて3日目、実践し始めて3日目。すでに効果が出てきたかも?!